板橋区常盤台(ときわ台)・上板橋の夜間救急対応動物病院なら
上板橋リズ犬猫病院
〒1740071 東京都板橋区常盤台3-25-13 寺崎ビル1階
東武東上線上板橋駅北口徒歩8分 ときわ台駅北口徒歩8分
ここでは板橋区上板橋、常盤台(ときわ台)の動物病院、上板橋リズ犬猫病院のお役立ち情報を細かく解説いたします。下記の情報でお知りになりたいことがある場合は来院、お電話またはメールでお問い合わせください。
異物を飲み込んだ後に吐かせる処置として塩やオキシドール(過酸化水素)を飲ませる方法がよくインターネットなどに書いてあることがありますが、それはとても危険な方法になります。
塩を飲ませると食塩中毒になります。ナトリウムの過剰摂取が原因で軽度な場合でも元気消失や頻回の嘔吐などが起こり、重症例では意識混濁などの神経症状がでることがあります。
またオキシドール(過酸化水素)を飲ませると胃や食道粘膜を重度に傷つけてしまいますので催吐処置後に元気がない、食欲がなくなってしまったということで来院されることが多いのです。
一昔前の獣医師の教科書にも同じように塩やオキシドールを飲ませる方法が記載されていましたのでその方法がインターネット上ではまだ正しい方法とされているのだと思います。
2020年現在では注射薬による催吐処置がもっともリスクの少ない方法と言われています。(※最新の方法に関しては「点眼薬による催吐処置に関して」を参照してください)
また飲み込んだものや量によっては吐かせる方法をとらずに点滴や内服薬によって吸収量を減らす方法を選択することもあります。
ものによっては内視鏡や手術が必要なケースもありますので飼い主様の判断で催吐処置をさせることはリスクを伴うこともありますので注意が必要です。
当院は板橋区の夜間救急対応動物病院ですが、夜間救急では異物を飲み込んでしまったというご相談はかなり多く、中には上述の塩やオキシドールを飲ませたが全く吐かないというご相談もあります。
誤食、誤飲をしてしまう犬猫は何回もしてしまいますので注意が必要ですが、注意しても飲み込んでしまう例が後を絶ちません。その際以前も塩やオキシドールで吐いたから今回も同じように吐くだろうと使用したり、吐かないので追加投与すると危険なのでご注意ください。
催吐処置に関してご質問のある飼い主様は上板橋、常盤台(ときわ台)の動物病院である上板橋リズ犬猫病院に是非ご相談ください。