ここでは板橋区上板橋、常盤台(ときわ台)の動物病院、上板橋リズ犬猫病院のお役立ち情報を細かく解説いたします。下記の情報でお知りになりたいことがある場合は来院、お電話またはメールでお問い合わせください。
犬猫は去勢、避妊をすることによって防げる病気がたくさんあります。つまり手術をすることによって命に関わる疾患、例えば乳腺腫瘍や子宮蓄膿症、会陰ヘルニアなどが防げるので犬猫の平均寿命が延びています。
また望まない交配などが起こらないようにしたり、外で喧嘩しないようにするためには必要な手術になります。
しかしながら、去勢、避妊した後多い飼い主様の悩みが太りやすくなるということです。ホルモンが出なくなるため運動量が落ちたり食欲が増すため体重が増加傾向にあります。体重が増えることによって関節炎のリスクなどももちろん上昇しますが、猫の場合もっと深刻な問題を起こすこともあります。それはオス猫の尿道閉塞です。
オス猫の尿道閉塞は多くは結石による閉塞ですが、危険因子はいくつか挙げられています。例えば冬場であまり水を飲まない時期だったり、太っていること、また食事の影響などがあげられます。
東京の夜間救急動物病院ではこのオス猫の尿道閉塞で来院されるケースは非常に多いのが現状です。
具体的な症状は何回もトイレに入って鳴いているが排尿していない、もしくはぽたぽたしか出ないというものです。また症状が進むと嘔吐するようにもなります。一般的には排尿せず24時間が経過すると死に至ることもある怖い病気なのです。また重篤なケースでは尿道の位置を変更するなどの手術もしなければなりません。
しかしながら猫の去勢はしないわけにもいきません。ではどうするのかというと食事管理が重要になります。当院では猫の去勢実施の際には尿道閉塞のお話をさせていただいています。その際にはご飯を変更するだけでかなりの確率で尿道閉塞の発症を防ぐことができますとお話ししています。食事も一般のダイエット食や猫の下部尿路疾患とかかれているものを食べていても発症するケースはかなり多いと思います。
猫の尿道閉塞は予防が重要になります。夜間救急で対応させていただく飼い主様の多くはご飯を変更しなければいけなかったという事実を知らなかったという方は非常に多いです。
尿道閉塞になる危険因子の一つは体重過多になりますのでダイエットでお困りの飼い主様は上板橋、常盤台(ときわ台)の動物病院である上板橋リズ犬猫病院に是非ご相談ください。