板橋区上板橋、常盤台(ときわ台)の動物病院である上板橋リズ犬猫病院の検査や治療に使用する医療機器についてご説明させていただきます。当院では特殊な検査、治療(MRI、CT、特殊な血液検査、放射線治療)以外は院内でその日のうちに検査可能です。特殊な検査および治療に関してはお問い合わせください。
この機器は動物の赤血球や白血球、血小板数を測定します。貧血や感染などがないかがチェックできます。
血液化学検査は動物の血糖値、腎臓や肝臓の数値などが測定できます。動物の状態を確認するのに非常に重要な検査になります。
当院では通常外部検査に依頼する猫の甲状腺機能亢進症、犬の甲状腺機能低下症、犬の副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)、犬の副腎皮質機能低下症(アジソン病)、肝機能検査(総胆汁酸)測定を動物病院内で検査することができます。
電解質を測定する機器は動物の電解質バランスの異常を即座に判定します。電解質を測定することによって副腎皮質機能低下症(アジソン病)の疑いや動物の状態を把握するのに役立ちます。
当院では獣医療での最高峰であるARIETTA 750というエコー機器を導入しております。従来のエコー機器では診断できないような細かい異常も検出することが可能になりました。肝臓や腎臓などの腹部検査や心エコー図検査を実施しております。レントゲン検査ではわからない動物の心臓の動きや内臓の状態をリアルタイムで観察できます。
当院のレントゲン機器はデジタル処理が可能で従来のレントゲンよりも正確な診断が可能です。心不全による肺水腫から腫瘍性疾患、骨疾患、異物など多岐にわたる診断が可能です。
この機器は犬猫の耳道や鼓膜の状態のチェックや目の状態はチェックするものです。外耳炎や角膜潰瘍などの検査に使用します。
顕微鏡は動物の血液の状態や便検査、尿検査、皮膚検査、細胞診などに使用します。機械で測定するだけではわからない動物たちの状態を把握するのに役立ちます。
トノベット眼圧計は動物の緑内障を診断するために使用します。緑内障は失明に至る眼科の救急疾患になります。緑内障を即時に診断することにより治療をすぐに始めることができます。
比重計は動物の胸水や腹水などの比重やタンパク濃度を測定したり、尿比重を測定することにより慢性腎不全の初期を診断します。血液検査で測定するだけではわからない重大な疾患や腎不全などの状態を把握するのに役立ちます。
動物病院では夜間救急に対応するため酸素室をご用意しております。心不全による肺水腫や肺炎、重度貧血やショックに伴う低体温症まで管理可能になっています。
この機器は動物の抜歯などの歯科処置、腫瘍下顎切除、大腿骨頭壊死症(レッグペルテス)で行われる大腿骨頭切除術まで幅広く使用する機器になります
超音波スケーラーは歯石除去に使用します。高齢犬や柔らかいものを食べて歯石がついてしまった動物に使用します。口臭や口内炎の予防にもなります。
超音波ネブライザーは気管虚脱や肺炎に使用します。抗生剤や去痰剤を煙状にして動物の肺に直接、薬を行きわたらせることによって治療します。
点滴は脱水を起こしている動物や麻酔中に動物の血圧を保つために使用します。動物病院では人のような自然滴下ではなく体の小さい動物は機械で厳密に調整します。
シリンジポンプは点滴器ではできないレベルでの微量な調整ができる点滴器になります。動物病院では循環器薬や鎮痛薬はかなり微量になりますのでシリンジポンプを使用し、正確に点滴します。
手術で使用する機械になります。出血を止めるために使用しますがその使用範囲は腫瘍摘出、椎間板ヘルニア、耳道手術など様々です。
吸引器は出血した場合や腹腔内の洗浄に使用します。消化管穿孔や子宮蓄膿症、胆嚢破裂などの腹腔内が汚染された場合に洗浄が必要になります。
手術で使用する機械になります。ソノキュアは多様化する小動物外科手術に対応するために開発された動物用超音波手術器です。神経・血管・硬膜を安全に温存し手術を受ける動物のストレス軽減にも役立つ手術器です。その使用範囲は広く肝臓、胆嚢手術、腫瘍摘出、椎間板ヘルニアなど様々です。
内視鏡は異物除去や胃や腸の組織を検査する、いわゆる生検検査を実施する際に用いられます。動物は特に異物を飲み込むことも多く手術することなく異物を除去できる機器になります。
手術で使用する機械になります。サージトンは高密度なエネルギーの集中により、熱侵襲範囲を抑え、微細な切開・凝固を可能にします。また血管シーリング機能を有していますので難易度の高い手術も短時間で実施することが可能になりました。
歯石除去や抜歯に使用している動物専用の歯科ユニットになります。今まで使用していた歯石除去の機械に比べて格段に速く安全に行えるようになりました。