板橋区上板橋、常盤台(ときわ台)の動物病院、上板橋リズ犬猫病院の内分泌科診察をご紹介していきます。内分泌科診察ではいくつかの検査を組み合わせて診療を行っています。内分泌疾患は糖尿病や甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、副腎皮質機能低下症(アジソン病)、副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)など多岐にわたります。このページでは上板橋リズ犬猫病院での内分泌科診察の流れをご説明させていただきます。
内分泌科診療では問診、視診がとても重要です。そのため問診、視診に十分に時間を費やします。内分泌疾患では脱毛や多飲多尿、食欲増加など特徴的な症状が出ることがあります。問診や視診である程度どのような病気かを予測し、必要な検査を決定します。
内分泌疾患では血液検査で特徴的な異常値が出ることが多いと言われています。
例えば糖尿病では血糖値の上昇、副腎皮質機能亢進症ではALPの高値、副腎皮質機能低下症では電解質バランスの異常、猫の甲状腺機能亢進症ではALPの上昇、犬の甲状腺機能低下症では非再生性の貧血などが見受けられます。
内分泌疾患では1つの病気だけではなく、2つの病気が続発することが多々あります。副腎皮質機能亢進症のワンちゃんでは糖尿病のリスクはかなり高くなるといわれていますので血液検査で異常を検出していきます。
甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症(クッシング病)などの内分泌疾患などではレントゲン検査や超音波検査などを組み合わて診断します。甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症では甲状腺や副腎が腫瘍化していることも多いため画像検査が必要になります。
内分泌疾患を疑う症例で血液検査や画像検査で異常が見つかった場合は内分泌血液検査を実施し確定診断を実施します。
例えば糖尿病では糖化アルブミンやフルクトサミン検査、副腎皮質機能亢進症、副腎皮質機能低下症ではACTH刺激試験、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症では甲状腺ホルモン測定などを検査していきます。
内科治療はお薬を使用して治療します。また猫の甲状腺機能亢進症では食事管理によりお薬を飲まなくても管理できるようになりました。また糖尿病でもごはんを変更することによりインスリンの量が減ったり、インスリン注射をしなくても済む猫ちゃんもいます。ただし基本的には内分泌疾患は一生涯の治療が必要になりますのでしっかりとした治療計画が必要になります。
内分泌疾患では外科手術が必要になることもあります。具体的には犬の甲状腺ホルモン異常を引き起こす甲状腺がんや副腎腫瘍などがあげられます。内分泌疾患では高齢動物が多いため手術の際には集中的管理が必要になることが多々あります。また手術後は抗がん剤治療を実施することもあります。
内分泌疾患でお困りの飼い主様は、板橋区上板橋、常盤台(ときわ台)の動物病院、上板橋リズ犬猫病院までご相談ください。