ここでは板橋区上板橋、常盤台(ときわ台)の動物病院、上板橋リズ犬猫病院のお役立ち情報を細かく解説いたします。下記の情報でお知りになりたいことがある場合は来院、お電話またはメールでお問い合わせください。
犬の飼い主様の中には歯石予防のために硬いものを与えている方が多数いらっしゃいます。歯磨きができなかったり、させてくれても毎日は歯磨きできないということで与えていたり、遊び道具のような感覚で与えている方もいます。例えば犬用コングであったり、骨やアキレス腱のおやつがそれに該当します。もちろん犬も喜んで咥えて遊んだりするので問題がないようにも思えます。しかし実はそれが問題になることがあります。それは歯が折れるということです。専門用語では歯の破折といいます。特に力の強い大型犬に多いのですが飼い主様からは見えづらい歯の奥の臼歯という場所に発生します。しかもあまり症状は出ないので動物病院で言われてはじめて気づかれる方もいます。また折れ方が悪く歯肉から大量に出血したという事例も夜間救急対応しているとまれにいらっしゃいます。当然歯が折れている部分にはさらに歯石がつきやすくなりますので歯の病気になりにくくさせようと頑張った結果、歯の病気になるという残念な結果になることが多いので飼い主様は十分お気を付けください。
ではどういったものがよいのかというとやはり一番は歯磨きでしょう。ただし、いきなり高齢の犬に始めようとしてもまず無理です。子犬のころから歯磨きに抵抗しないようにじっくりならすのが一番でしょう。ただし歯石で大きな問題を起こすのは高齢になってからになりますので、そのような患者様はまず柔らかいものを与えない、歯磨き効果のある食事に変更する、動物病院用歯磨きガムや歯石除去用のスプレーなどいろいろな方法があります。
また歯石がつきすぎると上記のような方法では効果が望めません。その場合は麻酔下での歯石除去が適応になることもあります。
歯石でお悩みの飼い主様は上板橋、常盤台(ときわ台)の動物病院である上板橋リズ犬猫病院に是非ご相談ください。