ここでは板橋区上板橋、常盤台(ときわ台)の動物病院、上板橋リズ犬猫病院のお役立ち情報を細かく解説いたします。下記の情報でお知りになりたいことがある場合は来院、お電話またはメールでお問い合わせください。
今までは注射薬による催吐処置がもっともリスクの少ない方法と言われていました。しかしながら、およそ200頭に1頭の割合でけいれん発作がおきることが指摘されています。オキシドールや塩を飲ませるよりははるかにリスクが低いですがそれでもリスクはありました。
しかし近年アメリカで開発された点眼薬ロピニロールは点眼するだけで催吐効果がでます。
またその効果も注射薬と比べて同等の効果があることがわかっています。当院でも近年はこの点眼による催吐を実施していますが、やはりよい成績がでています。もちろんけいれん発作は起きません。
当院は板橋区の夜間救急対応動物病院ですが、夜間救急では異物を飲み込んでしまったというご相談はかなり多く、中には上述の塩やオキシドールを飲ませたが全く吐かないというご相談もあります。従来は注射薬で吐かせていましたが暴れてしまうわんちゃんではそもそも血管の中に注射薬を入れることが難しいこともありました。この点眼薬では目に1-2滴たらすだけで20分ほどで催吐しますので、スムーズに処置を行うことができるようになりました。
誤食、誤飲をしてしまう犬猫は何回もしてしまいますのでものを床に置かないなどの対処や注意が必要ですが、注意しても飲み込んでしまう例が後を絶ちません。その際以前も塩やオキシドールで吐いたから今回も同じように吐くだろうと使用したり、吐かないので追加投与すると危険なのでご注意ください。
催吐処置に関してご質問のある飼い主様は上板橋、常盤台(ときわ台)の動物病院である上板橋リズ犬猫病院に是非ご相談ください。